ビルや病院など大型施設では蓄熱効果をさらに高める氷蓄熱システムを導入するケースが多くなりました。夜間に、割安な蓄熱調整電力を利用して、電気温水器に温水および氷蓄熱槽に氷を蓄えておき、これを昼間に温水および冷水として取り出して給湯での使用および空調に使用して、電力負荷を夜間へ移行し、省エネルギーシステムとして注目されています。

氷蓄熱システム

 

氷蓄熱方式と水蓄熱方式

水は水温が1℃下がると1Mcal/tの冷熱を蓄え、その入手、管理の手軽さから、水蓄熱方式が広く活用されてきました。しかし、この水が0℃の氷に変わるだけで、さらに80Mcal/tもの冷熱が蓄えられます。水蓄熱方式と比べ同容積でより多くの蓄熱量を確保でき、システムの小型・効率化が可能です。